天然石の採取って楽しそう!
自分で天然石を採取してみたくて、茨城県の久慈川に行ってきました。
久慈川では、瑪瑙(めのう)という天然石が採取できるため、採取してきました。
瑪瑙(めのう)とは?
瑪瑙は、模様が馬の脳に似ていることからこのように名付けられた天然石です。
瑪瑙には、細かな石英の結晶が集まってできており、結晶に様々な成分が混ざることで、幻想的な模様や特徴的な縞模様が形成されています。
紅縞瑪瑙(べにしまめのう、サードニクス)、縞瑪瑙(しまめのう、オニキス)、苔瑪瑙(こけめのう、モスアゲート)、模樹瑪瑙(デンドリティックアゲート)などの種類があります。
瑪瑙には、古くからお守り的な意味で大切にされており、大地のパワーが宿っていると信じられてきました。
石言葉は「勇気」「対人関係調和」「長寿」「健康」など様々です。特に、縞目のはっきりした瑪瑙は、目標到達をもたらすと言われています。
瑪瑙は、色によっても細かく石言葉が分かれており、多様な種類の瑪瑙を、用途をわけて身に着けるのがいいとされています。
瑪瑙が採取できる場所
瑪瑙の採取に適しているのは、茨城県の久慈川の河原です。
今回は、朝9時に東京の新宿を出発しましたが、久慈川には12時頃に到着しました。
久慈川は茨城県を上下に伸びる川ですが、上流に近いほど大きな瑪瑙が採取できるとの噂のため、できるだけ上流で且つ遠すぎない場所を選ぶがポイントです。
久慈川(くじがわ)は、福島県および茨城県を流れる一級河川。久慈川水系の本流である。流路総延長527km(幹川124km,支川403km)。日本で有数の鮎の釣場として有名である。
引用:wikipedia
採取しやすい場所でも、地域住民の方に迷惑をかけたり、危険な場所で採取するのはNGだからね。
瑪瑙の採取開始
詳細は伏せますが、今回は森の中を抜けて人気(ひとけ)のない道の先にある河原で採取を行います。
瑪瑙採取に適した場所は、上流で河原が広いところです。川が蛇行しているところは河原が広くなりやすいので、S字になっているような河原を狙うといい感じです。
場所はこんなところ。河原や川の中にある瑪瑙を採取します。
人っ子一人いないため、風の音と川の流れる音だけが聞こえる心地よい空間です。
水もキレイで川底まで透き通って見えます。
川幅は広いところで10m以上あり、深いところではおそらく腰付近までありますが、私服で行っていたので、ひざ下付近の水位のところだけで瑪瑙を探しました。
カエルが石の上で休憩していました。
さっそく採取を始めましたが、どれが瑪瑙か全くわからないという大きな誤算がありました。
参加者全員素人のため、石と瑪瑙の違いがわからず、スマホで画像と見比べながら「これ瑪瑙っぽくない?」と相談しながらとりあえず瑪瑙っぽいものを袋に詰めていきます。
瑪瑙っぽいやつを見つけると、石で割ってみながら表面の層を確認します。
割って表面が瑪瑙っぽい石と、似たような石を集め続けました。
2時間くらい経って、けっこう採取が進んだので、車で15分くらいの場所に移動します。
ここは久慈川の本線から少し外れたところにあり、川幅は4mほどと狭くなっています。
先ほどのポイントよりも水位が低くひざ下程度の水位で、流れも穏やかです。
採取ポイントはかなり狭いものの、そのぶん細かく調べることができました。
瑪瑙の採取結果
今回の採取結果ですが、想像以上に瑪瑙っぽいものをたくさん採取できました(多分、瑪瑙じゃないものも沢山あります)。
石の一部が瑪瑙っぽい透き通るような雰囲気のものもあり、一応瑪瑙っぽいものは全部拾ってきました。
中でも、これはかなり瑪瑙っぽいですよね。こんなに透明なやつもありました。
これは、移動した先の高架下のエリアで発見したものです。
これは瑪瑙ではないと思うんですが、なんとなく触り心地や色味が良くてお気に入りです。
インテリアとして家に置くことにしました。
さて、今回採取した瑪瑙たちは、一度鑑定してもらおうかと思っています。
どれが瑪瑙なのか、どれくらいの値打ちになるのか、わかったらまたレポートしますね!
これからも毎月1回、新しいことに挑戦していきます。
次回はまだ何をするか未定ですが、一緒に参加したい方は、是非声をかけてください。一緒に挑戦していきましょう。