All In Communityのチャレンジ部の活動の一環で「ゲテモノ料理を食べる会」を行いました。
この記事は、ゲテモノ料理を食べた感想をレポートしています。
私個人としてはもう二度と食べなくてもいいと思いましたが、それも食さないとわからなかったことなので、非常にいい経験になりました。
AICのチャレンジ部は、「やったことがないけれど、やったら面白そうなこと」に挑戦することを目的として発足した活動です。毎月1回、新しいことにチャレンジすることを目標に活動しており、今回はその一環で「ゲテモノ料理を食べる会」を行いました。
それでは、本編をどうぞ!
ゲテモノ料理を食べる会
チャレンジ部は、普通に生きていたら体験しなくてもいいことを中心に活動しているため、まず普通に生きていたら食べない「ゲテモノ料理」に挑戦することにしました。
テレビの罰ゲームなどで使われる虫を中心としたゲテモノ料理が、果たして本当においしくないのか?はたまたおいしいのか?それを自分の舌で確かめることが、本企画の目的です。
今回は、新宿歌舞伎町に店をかまえる「上海小吃(シャンハイシャオツー)」にてゲテモノ料理体験をすることに。参加したのは私含め5人の勇士です。
上海小吃は、新宿歌舞伎町の非常にディープな路地裏に佇み、門構えも只者ではないオーラを放っています。
見るからに怪しげで、普段だったら絶対に入店しない店(そもそも歩かない路地裏)です。
店員は主に中国人で、中国語なまりの語気が強い日本語が飛び交い、店の雰囲気もまるで中国にショートトリップしたような雰囲気を味わえます。
コロナ化で海外に行きづらいご時世なので、身近で海外を感じられるのは今の時代にはうれしいような気もします。
ちなみに今回は、「ゲテモノ料理を食べる!」ことを目的として上海小吃に行きましたが、この店はゲテモノ料理以外にもちゃんとした上海料理のメニューもあります。
私たちは頼んでいないので味はわかりませんが、他にもちらほらお客さんがいる人気店の様子でした。
ゲテモノ料理に挑戦
ここから先は、虫が苦手な方は画面を閉じた方が賢明です。
さて、今回「上海小吃」で頼んだ料理(素材)は、以下の通りです。基本的に全て素揚げされていました。
「上海小吃」には以下のお任せ5点セットがあったので、お任せ5点とプラスしてゲテモノを注文しました。
- サソリ
- 蜘蛛
- セミ
- バッタ
- 蜂の子
- 竹虫
- ムカデ
- ゲンゴロウ
まず、料理がきた瞬間は、なかなかの光景にうなだれたのを覚えています。
上記の写真は、iPhone11で撮影したので、画面越しの虫たちがリアルで悪寒が走りました。
さて、味についての感想ですが、正直どれも美味しいと思えるものではありませんでした。
視覚的な要素もあるとは思いますが、それを差し引いても全体的に嫌な苦みを感じました。
その中で、相対的に順位をつけるのであれば、セミやタガメがまだおいしかったように感じます。
一方で、サソリは独特の苦みが非常に強くまずいです。好き嫌いのデータをとれば9割以上は嫌いと回答するような、パクチーなんて目じゃないほどの味をしています。ボリボリと硬い殻をかみ砕きながら、苦い固形物を食べている感覚です。あれは小学生の時に誤って食べた石鹸のような苦さがありました。
それと比較すると、セミやタガメは大きく見れば節足動物として、エビと似ている部類に属しています。風味としてもエビを若干感じる部分もありました。目を瞑って視覚情報をシャットアウトすれば、十分に食せるレベルです。
しかし、それもあくまで相対評価でしかないので、もう二度と食べなくていいのであれば、食べたくないと思える味でした。
ゲテモノを食べる会の収穫
今回は、虫の素揚げを中心にゲテモノにチャレンジしましたが、いい機会になりました。
正直、もう食べたくはないですが、吐き出すほどまずいものでもなく、想像していたよりはずっと食べられるレベルだったのが驚きです。
これはひとつの大きな収穫で、仮に将来的に食料難になって、虫を食べざるを得ない世界になったとしたら、虫を食べた経験はある種のアドバンテージです。
もちろん、そのためにゲテモノを食べる会を行った訳ではありませんが、将来どんな世界になるかがわからない点、自分の未来がいつどうなるかもわからない点など、双方を踏まえるとたくさんの経験をしていくことに越したことはありません。
これからも新しいことに次々と挑戦して、いろいろな人生経験を積んでいきたいと思います。
面白そうだな~と感じる方は、ぜひ一緒に新しいことにチャレンジしましょう。