第1回 教育事業のお手伝い活動報告

UESHO
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代表の上原です。今回はとある教育事業のお手伝いをAICの皆さんとさせていただきました。

正しい社会との関わり方は、困っている人がいたら助けてあげることだと思っています。

今回の企画は、そんな社会に対して正しい教育を届ける企業が困っていたので、皆で助けた企画です。

AICの大義名分として、会員の皆さんが色々な経験を積むことと、社会に貢献する活動をすることの2つがあります。

会員の皆様それぞれが、ここで仲間・情報・経験を得て、人生の”豊かさ”を得ながら、社会にいい影響をもたらす団体へ成長する、そんな組織にして行きたいと思っています。

そんな想いがあり、今回は「教育事業を展開する民間企業のお手伝い」を行いました。

目次

本企画に至る背景・考え方

少し長い前置きをしますね。

私の想いとして、正しい「もの」は正しく世に広まるべきだと思っています。ここでいう「もの」は有体物だけを指すわけではなく、無体のサービスなども指します。

世の中には、自己利益のために事業を営む企業がつくる「もの(有体物+サービス)」と、社会やステークホルダーが良くなるために事業を営む法人がつくる「もの(有体物+サービス)」が存在します。

わかりやすい言葉で言い換えると、経営者自身が裕福になるために事業を営む法人と、社会や関わる全ての幸せを願って事業を営む法人が存在するということです。

もちろん営利企業である以上、売上を上げること・利益を残すことが事業の目的にはなるものの、それを主目的とするか副次的な目的とするかで意味合いが大きく変わり、僕は後者の事業が好きです。

財務諸表の数字のデータでは見えない、思い遣りのある企業が世の中にあふれるべきだと思っています。

正しい教育を広める企画

さて前置きが長くなりましたが、そんな私の想いもあり、正しい「もの」を世に広めるべく活動している法人をAICとしてお手伝いすることにしたのが本日の企画です。

今回は第一弾として、新宿区四ツ谷にある株式会社MOCOPLAのポスティング業務をお手伝いさせていただきました。

本日ご参加いただいたのは13名です。アルバイト代も発生していないのに沢山の方にご参加いただき感謝しています。

土曜日の朝9時集合という早い集合でしたが、文句ひとつ言わず前向きに参加して頂いたので、皆さんの”優しさ”を肌で感じることができました。

MOCOPLAとは?

集合してまずは株式会社MOCOPLAの橋本代表取締役から、MOCOPLAについて簡単な説明を受けました。

MOCOPLAは「放課後スクール」という民間学童事業を行っています。学童保育とは、主に小学校1~3年生を対象として子供の預かりを行う事業体です。保育園の小学生版だと思ってくれればわかりやすいですね。

ニュースでも待機児童は問題として掲げられており、学童保育は社会にとって必要な事業です。国策として公的な学童保育を増やしている状況ではありますが、それでも数が全く足りていません。それを補填するのが民間学童です。

また、公的学童には別の大きな問題があります。実は公的な学童事業の管轄は「厚生労働省」です。教育をつかさどる「文部科学省」ではありません。

これが何を指すかというと、公的な学童では「文部科学省」のカリキュラムに則った教育を行ってはいけないということです。子どもを預かっても勉強を教えられません。多感な時期の、学ぶ機会を奪ってしまいます。

この問題に対してMOCOPLAは、民間学童として子供を預かりながら、英語・そろばん・習字・プログラミングなど様々な習い事や、学習教室などの勉強サポートも行っています。

MOCOPLAに通う子ども達は、無駄に時間を過ごすのではなく、通いながらもあらゆる学びを得ることができるのです。

企画の流れ

今回はエリア担当制でポスティングを行う流れでした。まずは、くじ引きで担当エリアを決めます。

決めたエリアをそれぞれが担当し、だいたい200~300部のちらしをポスティングする流れです。(ちなみに私は”1”エリア担当でした。)

ポスティング経験がない方からすれば、途方もない部数に思ったかもしれませんね。

担当が決まってから、チラシの折り込み作業を行いました。

数千枚あるチラシを皆で協力して折り込みます。こういった単純労働も得意な人にはなんてことない作業かもしれませんが、私にはとても大変な作業でした。向き不向きでいえば不向きだと思います。

それでも皆さんで数千枚をがんばって折り込むとやはり達成感はありました。

私自身がチラシを折り込みながら感じたのは、たったチラシ1枚でも、そこには沢山の時間とコストがかかっているということです。チラシ1枚をとっても、文章を考え、デザインを考え、印刷し、場合によっては折り込み、ポスティングをするという膨大な労力がかかっています。

普段、ポストに入っているチラシは、細かく見もせずにゴミ箱行きかもしれませんが、それだけ愛情がこもっているのだと感じさせられました。

そこからは個別で担当エリアに向かいます。

私は過去にポスティング経験が若干ありましたが、ポスティングの大変さを痛感しました。参加された皆さんはどうだったでしょうか?

本企画で伝えたかったこと

ポスティングは、基本的に良い印象を受けません。大抵のマンションはポスティング禁止だし、禁止でなくてもポストにチラシを入れている時に、住民に出くわすと嫌な顔をされます。

いくら正しい教育を届けるためのチラシとはいえ、通りすがりの住民からすればゴミ扱いされることもしばしばです。

そんなポスティングだからこそ経験することに大きな価値があります。

あなたが今後の人生で会社を起こしたり、他の人が選ばない人生を選択すると、必ずどこかで反発を生みますあなたの周りの方があなたの邪魔をしたり、冷たい目で見たり、根も葉もない噂を流すことがよくあります。

ポスティングはそれに近いところがあり、社会のために善意100%でポストに投函していても(実際に本件は善意100%)周りからは冷ややかな目で見られます。善いことをしても悪者のような扱いです。

善いことをしているのに妙な不安やストレスが掛かる感覚、この感覚を経験しておくことは、これから先の人生で、何か決断をするときに衝突する”逆境”を乗り越える力に繋がります。

つまり今回のポスティングイベントは、社会貢献はもちろん、あなた自身に逆境を乗り越える力が少しでも身に付ければと思い企画させていただきました。

今回の経験で、ポスティングに苦手意識を感じた方もいるでしょう。もうやりたくない人もいるかもしれません。

周りの仲間に助けてもらい、仲間の大切さを感じた方もいるかもしれません。

今回の企画で各々が善意を届ける難しさや、仲間の大切さなど、何かを得ていただけたなら幸いです。

企画の後には

今回は、皆さんをタダ働きさせてしまったので事務所にお招きし、昼食をふるまいながら談笑を楽しみました。

今回は時間的にも、予算的にも2品が限界だったので、冷静パスタと照り焼きチキン風ナニカしかできませんでしたが、今回もまあまあ好評でよかったです。

本企画は近日中にまた開催予定です。今回参加できなかった方も、もちろん参加してくださった方も、いい機会だと思いますので是非またご参加ください。

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