やる気が出ない7つの原因と、わずか10分でできる解決策とは!?

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新しいことや苦手なことに挑戦しようと決心しても、すぐに諦めてしまったり、いざ「やろう」と思うと、ものすごく身体が重くなることはありませんか?

気持ちとしては「やりたい」ものの、どうしても身体が動かない。「明日やろう!」と思っても、翌日になったらやる気が出ない…。そんな経験ありませんか?

ダイエットや資格の勉強、ブログ執筆や日記など、新しく始めようと思って、三日坊主で終わったことはありませんか?

やろうと決めた時は物凄く燃えるものの、いざ始めたら気だるくて、やる気がまったく起きない。

その原因は、脳が疲れている(=脳疲労)ことにあります。

この記事では、脳が疲れる原因とその解決策を解説し、”何をやっても継続できない自分自身”を変えるヒントを得ることができます。

目次

脳が疲れる原因とは?

まずは、脳疲労について説明します。これがわかれば、気だるいと感じる身体の構造が理解できます。

脳疲労って一体何?

脳疲労を例えるなら「脳の筋肉痛」です。

身体の筋肉も、過度な運動により炎症を起こすことで筋肉痛になります。程度に差はありますが、椅子に腰をかける動作や、寝返りをうつだけでも身体が痛い経験は、多くの方が経験あるのではないでしょうか?

脳疲労もそれと似ており、脳を酷使するほど、疲れてやる気が起きず気だるい状態になります。

脳疲労の原因は?

脳疲労を「脳の筋肉痛」と比喩しましたが、それを引き起こす原因は、活性酸素です。

人間は呼吸により、体内に酸素を取り込みますが、酸素にはをサビつかせたり、油を変色させたりする「酸化」という働きがあります

そして、酸化は人間の体内でも発生し、人間の身体をサビつかせます。その原因となるのが活性酸素で、取り込んだ酸素のうち約2%が活性酸素に変化するといわれています。

活性酸素は殺菌力が強く、本来、体内で細菌やウイルスを撃退する役目を担っていますが、さまざまな原因で異常に発生してしまい、細菌やウイルスだけでなく、正常な細胞や遺伝子も攻撃してしまいます。

その活性酸素の攻撃が、老化やさまざまな病気、そして脳疲労の原因となります。

年齢を重ねると、風邪をひきやすくなったり、肌荒れやしみが目立つ、疲れがとれないといった症状がみられますが、これは長年、活性酸素の攻撃を受け続けたことが原因です。

人は生まれてから一度も休むことなく、呼吸を続けます。その生命維持のために行う呼吸が、同時に生命を傷つける最大の原因なのです。

活性酸素が溜まる原因は?

活性酸素が、老化・病気・脳疲労の最大の原因ですが、活性酸素をゼロにすることはできません。

しかし、活性酸素を抑えることはできます。ここでは、活性酸素が増える原因を解説します。

活性酸素が増える原因を知り、あなたの生活の問題点を見つけてみてください。

タバコ

たばこを吸うと、白血球が有害物質を除去しようと、大量の活性酸素を発生させます。またタバコの煙自体にも活性酸素の原因となる、過酸化水素が含まれており、これらががん細胞発生の原因にもなります。

タバコを1本吸うと100兆もの活性酸素を発生させるといわれており、これは日常生活で発生する活性酸素の約10万倍といわれています

アルコール

過度なアルコール摂取も活性酸素を発生させます。肝臓がアルコールを分解するときに、活性酸素が発生し、元気だった肝臓が活性酸素によって傷つき、アルコールの分解機能も低下します。

飲む量の多い人やアルコールに弱い人は、特に注意が必要です。

食品添加物・過酸化脂質の多い食事

日本は先進国の中でもずば抜けて食品添加物が多いとされています。周りを見れば、カップ麺やコンビニ弁当、ハンバーガーなど…どこを見ても食品添加物に溢れています。

保存料や着色料のような食品添加物は、食品ではなく化学物質のため、体内に摂取されると、活性酸素が大量発生します。

食事から食品添加物を完全に取り除くのは無理ですが、出来る限り自炊をするなど、食品添加物を抑えるのは大切です。

また、酸化している油も活性酸素を発生させます。揚げ物をして、冷めた油を翌日も使う場合は、確実に油が酸化します。

コンビニやファストフードなど飲食店の揚げ物は、酸化している可能性が高いので注意しましょう。

酸化している油で調理した揚げ物は、色が濃く(茶色がかり)なっているので、色を見ればだいたいわかります。(飲食店で食す揚げ物は、ほぼ色が濃いです。)

運動不足・激しすぎる運動

運動も激しすぎると、呼吸量が増えるので活性酸素を発生します。しかし、全く運動しないのも活性酸素が増える原因になるので、軽めの運動をする習慣をつけましょう。

ウォーキングや負荷をかけすぎない筋力トレーニングなどの運動は、抗酸化酵素の働きを高め、体の酸化を抑えます。

ストレス

現代はストレス社会と言われますが、ストレスも活性酸素を発生させる原因となります。

ストレスを受けると、一時的に血液の流れが悪くなり、その流れが戻るときに活性酸素が発生します。ストレスが動脈硬化の原因にもなるのは、この血流異常が起因します。

紫外線

私たちの顔や手に紫外線に当たると、その刺激で皮膚細胞に活性酸素が発生します。

この活性酸素がメラニン色素の形成を促進し、シミやシワばかりか、皮膚がんの原因となります。

男性でも外出時は帽子をかぶる、日光に長時間当たらないなどの紫外線対策が必要です。

環境汚染

ダイオキシンや廃棄ガス、農薬、殺虫剤などは環境を汚染するだけでなく、体内に取り込まれ活性酸素を発生させます。

マスクなどである程度は防止できますが、呼吸を完全に止めることはできません。

生きている限り、活性酸素が発生するリスクに晒されているということです。

最も”厄介”な活性酸素が溜まる原因

活性酸素はさまざまな原因で増えますが、最も厄介なのがストレスです。

日常生活で、ストレスを受ける場面が多いのはもちろんですが、問題はそこだけではありません。

仕事や学業とは別で、自己成長のための挑戦を行う際に、ストレスを受けるのが最も厄介です。

自己成長とは、自分の努力で、自分の成長を促すことです。

自分を律して、苦手なことや初めてのことに向かい合い、挑戦し、何度も何度も挫折を重ねて、はじめて自己成長に繋がります。

自己成長の過程は、失敗と挫折を味わいながら、正しいかもわからない挑戦を続け、沢山のストレスを受けます。

仕事や学業とは関係ない「自分のための努力」をするほど、ストレスを大量に受け、脳疲労を起こす身体の構造なのです。

この構造こそが、自己成長を阻害する、大きな原因の一つといえます。

脳疲労を抑える習慣

前章では、活性酸素が溜まる原因、つまり脳疲労になる原因を説明しました。

環境汚染のように、どうにもならないものを除き、食生活や運動習慣など生活習慣の改善で、活性酸素を抑制することができることがわかりました。

健康的な食事、適度な運動、十分な睡眠などの健康的な生活が、活性酸素を抑制する上ではもっとも重要です。

本章では、一時的に脳疲労を抑える「カフェイン接種」のやり方と、ストレスを逃がす「瞑想」について解説します。

ここに三日坊主を抑えるヒントがあるので、最後まで見て実践してみてください。

カフェイン

コーヒーなどに含まれるカフェインには、脳疲労を一時的に抑える効果があるといわれています。

カフェインには覚醒作用があり、脳の中枢神経を興奮状態にします。興奮状態と脳疲労を抑える状態とでは、矛盾するように感じますが、「不安や恐怖を打ち消す」状態が脳を休息させると考えれば、あながち間違いではありません。

「コーヒーを飲むとリラックスする」という表現がありますが、これはまさに脳が休まっている状態です。

しかし、カフェインはその効果もあり、過剰摂取は危険とされていて、1日で体重×3%程度が望ましいと言われています。

つまり、体重60kgの方であれば、1日1.8g。コーヒーに換算すれば、1杯で60~90mgのカフェインが含まれているとされるので、1日2~3杯飲むのが望ましいです。

瞑想

瞑想には、リラックス効果があり、たった10分行うだけで効果を発揮します。

とはいえ「瞑想ってどうやるの?」と思う方もいるので、マインドフルネスという瞑想法を解説します。

マインドフルネスとは?

マインドフルネスとは、「今」という瞬間にだけ集中する瞑想法です。私たちは、今この瞬間を生きているようでいて、実は過去や未来のことを常に考えています。

過去の失敗や、未来への不安といったネガティブなことほど、考える時間が長くなりがちで、不安やストレスを自分自身で増幅させているのです。

マインドフルネスは、そんな過去や未来を一切遮断して、今の呼吸にだけ集中することで、ストレスフリーになる瞑想法です。

マインドフルネスのやり方

今回は10分でできる、マインドフルネスのやり方を説明します。1日2日では効果ありませんが、毎日続けることでストレスが溜まりにくくなったり、仕事のパフォーマンスが上がったりします。

瞑想というと「座禅」のイメージがありますが、マインドフルネスは、椅子に腰かけて行うことが多いです。やり方は、以下の4ステップを参考にしてください。

  1. 背筋を伸ばして椅子に浅く座る。あごは前に出したり引きすぎないようにする
  2. 目を軽く閉じるか、薄く目を開けて斜め下を見る。手は両ひざの上に軽く置く
  3. 息を鼻から7秒位かけて、お腹や胸が膨らむのを感じながらゆっくりと吸う。呼吸にだけ意識を向け、お腹や胸が膨らむことに集中する(「膨らむ、膨らむ」と実況してもいいし、数字を頭の中で数えてもいい)
  4. 息を鼻から10秒位かけてゆっくりと吐く。​その時も、注意深く呼吸を意識する。お腹や胸が縮むことに集中する
ここに注意

できるだけ静かな部屋でマインドフルネスを行ってください。マインドフルネスは、呼吸にだけ集中する瞑想法です。さまざまな音が、耳に入ると集中力を欠く恐れがあります。

これを約10分続けますが、続けていると「今日はあの仕事やらなきゃ」とか「課題を終わらせなきゃ」などの雑念がわいてきます。このように雑念がわいた時は、再び呼吸にだけ意識を戻すことが大切です。

雑念だらけの自分を、責める必要は全くありません。客観的に自分の不安や悩みと向き合って、それを受け流すようにしましょう。マインドフルネス中は、雑念は受け流し、呼吸にだけ集中してください

最初のうちは雑念だらけでうまく呼吸に集中できないと思います。しかし、継続して慣れてくると、だんだんと呼吸にだけ意識を向けられるようになります。

マインドフルネスを継続して、ストレスからうまく自分を解放できるように自分自身を整えてみましょう。

さいごに

今回は、脳疲労の原因と解決法について解説しました。

人生の可能性を広げたり、理想の人生に近づくためには、自己成長しなければいけません。

しかし、自己成長のため行動すれば、脳疲労との苦しい戦いが待っています。

脳疲労をうまくコントロールし、自己成長のための歩みを継続してみましょう。

歩みさえ止めなければ、時間はかかるかもしれませんが、必ず結果が目に見えるでしょう。

上手くストレスがコントロールできるようになったら、目標をたててみましょう!目標を100個つくることで人生がワクワクしますよ!!

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