コミュニティって多くの方には馴染みがないし、正直よくわからないと思うんですよね。
しかし、今の時代だからこそコミュニティに所属する価値は無限大です。
今回はコミュニティとは何か?なぜ価値があるのか?について説明していきます。
コミュニティとは?その大切な役割
町中で「Excuse me?」と話しかけられるとものすごい緊張しませんか?
つい先日も、新宿を歩いていたら、道に迷った白髪のアメリカンな男性に「Excuse me?」と声をかけられました。
困っていそうなので足を止めたのですが、僕の英語力は中学2年生レベル。言いたい単語がうまく出てこず、5分かけて何とか案内しました。
こんな時に、もしアメリカで生まれ、家族や友達が英語で会話をしていたら、自然に英語を使いこなしていたんだろうなーと思います。
無意識に影響を受けている
日本語で日常会話をするときは、わざわざ必死に考えなくても「無意識に」言葉が出てきますが、英語となると脳みそに単語と文法を問い合わせないといけません。
これは、僕が英語を使わず、日本語を使うと日本という大きな単位の「コミュニティ」に生まれたことが原因です。
そして家族や学校という、より細分化された「コミュニティ」で、教育を受け、様々こと経験を積んだことで今日のあなたがあります。
コミュニティというと、難しく感じるかもしれませんが、あなたは生活する上でいくつものコミュニティに参加しているということです。
その中でも、学校のクラスや部活、職場の部署など普段もっともあなたの人生に影響を与える場所こそ人生で最も重要なコミュニティです。
なぜなら、人間は身近な人間(=コミュニティ)の影響を受けて、考え方や性格が形成されていくからです。
コミュニティの与える影響
僕たちの性質(身体、知能、学業成績、性格など)は、遺伝の影響を大きく受けるといわれています。
出典:AERA dot.(2013年 日本人の双生児約1千人を対象に調査したデータ)
こちらの1千人を対象にしたデータによると、IQは66%、スポーツの才能は85%、音楽に至っては才能は92%が遺伝で決まり、性格もだいたい50%程度が遺伝の影響らしいです。
そう考えると、僕たちは生まれた時から、見た目や性格など半分以上は決まっているみたいですね。
しかし逆に考えれば、特に「性格」は残りの50%が遺伝ではない後天的な影響を受けます。
つまり、学生時代にどんな友達と時間を過ごしたか、どんな先生から学んだ、何をして遊んだかなどが、あなたの性格の形成に大きな影響を与えているといえます。
やはり、20歳くらいまでにだいたい出来上がると思います。
とはいえ、大人になってからコミュニティの影響が全くないとは言えません。
例えば、自分の中の常識がひっくり返されるほどの衝撃的な人に出会ったり、強く憧れる人に出会ったりしたら大きな影響を受けるはずです。
職場コミュニティの影響
社会人になると、もっとも長い時間いるのが「職場コミュニティ」です。
しかし、役員でもない限り、もっとも長い時間いる「職場コミュニティ」を自分の裁量で決定できません。
そうなると嫌いな上司や、苦手な後輩と付き合わざるを得ない状況が大いにあり得ますよね。事実、職場で嫌いな人がいるなんて話、よくありますよね~。
もっとも長い時間いる「職場コミュニティ」で働く仲間を選べないということは、ある意味であなた自身の性格形成を会社の偉い人が握っていると言い換えることができるかもしれません。
だからこそ、職場から切り離した、自分に合ったコミュニティに所属することって相当大事なんだと思います。
自分でコミュニティを選ぶことで、同じ趣味嗜好や志を持つ「似た者同士」に出会い、人生にプラスが生まれやすいはずです。
職場以外のコミュニティを探してみる
職場以外のコミュニティはどうやって探すのがいいのでしょうか?
SNS
あなたはSNSをやっていますか?
僕はTwitter・Facebook・Instagramのアカウントを持っています。(インスタはお休み中。)
世界中の人と簡単に繋がることが出来たり、憧れの芸能人と近距離で繋がってる感があったりとメリットは沢山ありますよね。
実際にTwitterのフォロワーとご飯にいったり、フォロワーが主催するイベントに参加したりと、SNSをけっこう楽しめている方だと思っています。
とはいえ、そんな風に付き合える方は珍しく、大多数はSNS上だけの付き合いで終わります。
僕はFacebookで5,000人、Twitterで1,500人のフォロワーがいますが、SNS上だけの付き合いの方は「友人」というより「知人」って感じがしてしまいます。
「友人」と「知人」には明確な違いを定義するのは難しいですが、結婚式を挙げるときに招待状を送ろうと思うか否かがひとつのポイントかもしれません。
僕は「友人」であれば相談に乗りたいし、解決するために精一杯協力するでしょう。しかし「知人」には「友人」ほどのパワーは出ないと思います。
「友人」と「知人」は、それほど似ているようで全く異なるものです。
知人をいくら増やしても、人生にそれほど大きなインパクトはない様に思います。
オンラインサロン
2018年頃から「オンラインサロン」という新しいコミュニティの形が話題にあがりました。
これは会員制のファンコミュニティのようなもので、オンラインサロンの多くは有料のものです。
全国各地の同じ趣味嗜好や志を持つ友達や仲間ができるのが魅力で、有名人も参入していて、西野亮廣さん「エンタメ研究所」やアンジャッシュ渡部さん「渡部建のとっておきの店、こっそり教えます」など様々です。
西野さんのオンラインサロンは「西野さんが何を考え、どうエンタメをつくるのか毎日紹介」、渡部さんのオンラインサロンは「食べログ非掲載店、取材拒否店、知る人ぞ知る名店などを毎週紹介」などの特徴があります。
他にも、釣り、ゴルフ、料理、野球観戦、日本刀など、共通の趣味などでくくられたオンラインサロンも存在しています。
オンラインサロンの数は数百を超えており、つまり100を超えるファンの集いが存在しています。
その中で一つくらいは気になるものがあると思いますので、覗いてみるのもいいと思います。
AIC
僕の主催するAICは、オンラインサロンではなくリアルな結びつきを大切にしたコミュニティです。
「自分らしい生き方を自分たちで創っていく」をコンセプトにしており、全員が主役のコミュニティです。
会員それぞれがやりたいことや、叶えたいことを持ち寄って、意見を出しながらひとつずつ実現していくという姿を目指しています。
AICにとって、会員は細胞みたいなものです。一人ひとり想いや能力がバラバラだからこそ、それぞれの細胞(会員)が補完しあって自生することができます。新しい細胞(会員)がはいることでAICは常に進化し続ける形式です。
夢や叶えたいことがない方は、AICと関わることで刺激を得たり前向きな仲間に出会えるはずだし、夢や叶えたいこと漠然でもある方は早速叶える道筋を立てることができるでしょう。
というわけで今回はこれくらいにします。
いくつかの選択肢を検討しながら、あなたにとって最良のコミュニティに出会えればと思っています。