※この記事は2019年12月16日に作成されました。
この記事はこんな方におすすめ
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そんな僕が、どうやって「やりたいことに挑戦できる自分に変わったのか」をお伝えします。
いままで人生でものすごく恥ずかしい経験をしたことを覚えていますか?
- 運動会の100m走で大観衆の前で転んでしまった
- エレベータの中で大きめのオナラをしてしまった
- 先生を「おかさあん」と呼んでしまった
こんなミスって誰にでもあると思います。
とはいえ、こんなミスをすると物凄く恥ずかしいし、穴があったら入りたいと本気で思いますよね。
私たちは、できるだけミスなくスマートに生きたいと思うのが性(さが)です。
では何故恥ずかしいと思うのか。
それは他人に失敗を見られることが恥ずかしいと思うことが原因だといえます。
私たちは集団の中でしか生きられません。
そのため、常に他人からの評価の中で生きており、他人の評価が気になってしまいます。
人と違うと「あいつは変わってる。」とか「頭おかしい。」と言われ、集団から省かれてしまいます。
みんなと同じこと=正しいというのが世の常で、なるべくはみ出ないように生きることを子供の頃から洗脳されています。
しかし、周りのみんなと足並みを揃えて、出る杭にならないように「空気を読んで」生きることが果たして良いのでしょうか?
周りの目を気にして、失敗を恐れて挑戦しない生き方がいいのでしょうか?
たった一度の人生、自分らしく全力で「やりたいこと」に挑戦する生き方を歩んでみませんか?
挑戦する自分になるための考え方
サッカーをやったことのない人がいきなりPKを蹴っても、トランペットを演奏したことのない人がいきなり吹いても、うまくできる訳がありません。
新しいことに挑戦すると、このように失敗がつきものです。
あなたが「やりたいこと」に挑戦するためには、まずは「失敗」と上手に付き合わないければいけません。
イチロー選手の引退会見
メジャーリーガーとして長年活躍したイチロー選手の引退が話題を呼びました。
2019年3月、イチロー選手は引退会見を開き、その中で「挑戦」について語っていました。
「成功すると思うからやってみたい、それができないと思うから行かないという判断基準では後悔を生むだろうなと思います。やりたいならやってみればいい。できると思うから挑戦するのではなくて、やりたいと思えば挑戦すればいい。そのときにどんな結果が出ようとも後悔はないと思うんです。」
イチロー選手も言うように、もっとやりたいことに正直に挑戦すればいいといいと思います。
しかし、私たちは集団の中で生活をしてきたことで、正しいか正しくないか・出来るか出来ないかという判断軸で物事を考えてしまいガチです。
しかし、それはやりたいかやりたくないかという判断軸とは全くことなる軸で、そいつが非常に厄介だということです。
判断軸の違い
「正しいか正しくないか・出来るか出来ないか」と「やりたいかやりたくないか」の軸には大きな違いがあります。
「正しいか正しくないか・出来るか出来ないか」は、論理的に脳で判断します。
一方で「やりたいかやりたくないか」は、感情的な判断となり、心で決断します。
私たちは「嬉しい感情」も「悲しい感情」も「寂しい感情」も、心で感じますよね。
例えば、深く心に刻まれている想い出ってなんでしょう?ちょっと思い出してみてください。
- 彼氏や彼女ができた時
- 子供が生まれた時
- 感動する本や映画に出会った時
- 念願だったライブに行けた時
- 世界遺産を目の前で見た時
こんなことが思い出として心に刻まれていませんか?
そのときの映像や匂いなどを、割と鮮明に今でも思い出せませんか?
私もいくつか思い出せますが、インドで出会ったボロボロの服を着たストリートチルドレンの子供が、キラキラした笑顔を僕に見せてくれたこと、その時の生ごみのような刺激的な街の匂い、そんなことを今でも鮮明に思い出します。
また、社会人になって初めて迎えた両親の誕生日にお祝いしたときの両親の涙やお店の雰囲気、頼んだ料理を今でも思い出せます。
つまり「心が動いた」=「感動した」体験こそが、人生に与える影響力が強く、深く人生に刻まれるのです。
「感動」の数や質が、人生の充実度を作り上げるといっても過言ではなく、心(感情)の「やりたいかやりたくないか」に従った人生の方が、充実した人生を送れる可能性が高いということです。
やりたいかやりたくないかで決断するためには
とはいえ、私たちは長年の集団生活の中で、失敗したくないとか、恥ずかしい思いをしたくないとか、周りの目を気にしすぎて生きるようになってしまいました。
「そんなの気にしなくていいんだよ!」と乱暴に言う人がいますが、それこそ頭ではわかっていても、どうすればいいのかわかりません。
長年積み上げてきた、脳で考えて判断するのを辞めて、感情で判断すればいいなんて難しすぎますね。
※もちろん全て感情で判断するべきではありません。あくまで新しいことに挑戦する際の「決断」において心の声を聴こうということです。
そこで「やりたいかやりたくないか」の感情判断軸で決断するための方法をお伝えします。
失敗は成功のもと
まずもっとも大切なのが”考え方”です。
とても大切なことは「失敗はダメなこと」という認識を改めることです。
かの有名な発明家エジソンもこんな名言を残しています。
「私は失敗したことがない。ただ、1万通りのうまく行かない方法を見つけただけだ。」 |
新しいことに挑戦しようとしたり、やってみたいけどなかなか一歩が踏み出せないときって結構あります。
その一番の原因は失敗への恐怖です。
失敗への恐怖は、身をすくませて、足が前に出なくなってしまいます。
例えば、恋愛のパートナーが長い間いない方は、自信を失って社交の場から足が遠のいたりする場合があります。
「彼氏が5年間いないから、作り方がわからない。自分に自信もないから合コンとかにもいけない。」みたいな感じです。
しかし、それだと余計にパートナーが出来なくなってしまいますよね。そのままだと状況は一向に改善しません。
その為、うまくいくかはどちらでもいいけど、社交の場(合コン、婚活委イベントなど)に積極的に参加することが大切です。
ここでのポイントは「うまくいくかはどちらでもいい」という点。
仮に婚活イベントに参加して、思うように会話が出来なかったりしたとしても、次に生かすことができます。
自分の中で、ダメだったな~と思ったポイントを次回までに改善するように努めればいいのです。
参加回数を重ねれば、徐々に改善され、異性とのコミュニケーションも上手くなるはずです。
コミュニケーションが上手くならなかったとしても、緊張はしなくなるはず。
そうやって少しずつ成長すればいいと思います。
何度も挑戦するうちに、ファッションを変えてみたり、会話の話題を事前準備したりと、確実にレベルが上がっていくはずです。
何度も失敗し、そこから学び成長を繰り返すことで、やがていい成果に結びつきやすくなります。
つまり、失敗=成長するチャンスと捉えると、何度失敗しようとネガティブに捉える必要がなくなります。
失敗を繰り返し成長することで、やがて目的達成に繋がるのです。
そう考えると、失敗=成長=目的達成だといえます。
5秒ルール
5秒ルールを知っていますか?
これは、何かやろうかと思ったら5秒以内にやる決断をするというもの。
人間は長い時間考えると、やらない理由を沢山考えて、やらない方向にもっていく傾向があります。
先ほどの恋愛の例を出して「やりたいこと」と「やらない理由」を考えてみましょう。
やりたいこと: パートナーがほしいから婚活パーティに申し込むやらない理由: ・値段が高いから給料が入ったらにしよう ・美容室に行って、髪を切ってからにしよう ・婚活パーティでなくても出会いがあるかもしれない ・仕事が忙しくて土日は家でゴロゴロしたい |
このような感じで、時間が経つほど、自分で「言い訳」を探し出してしまいます。
人間は本当に面倒臭がりな生き物で、自分でやりたいことですら、理由をつけてやらない様にプロヂュースしていきます。
そのため、5秒以内の決断が非常に大切です。
もっといえば、5秒後には婚活パーティをgoogle検索し始めているくらいのスピード感が大切です。
すぐに予約してしまえば、もう後に引けなくなるでしょう?
そうやって自分自身を追い込んで、逃げられなくすることで、挑戦していく自分になれるのです。
さいごに
まとめると、この記事で伝えたかったことは2つです。
- 失敗は、目的達成のために必要な要素であり、どんどんした方がいい。
- やらない理由を見つける前に、5秒で決断して、挑戦を開始したほうがいい。
目的達成(やりたいことを実現する)を目指す方は、まずはこの2つを意識的に行ってみてください。
最初のハードルは、面倒臭がりな自分を如何にセルフコントロールできるかです。
自分自身をコントロールして、挑戦していく自分になっていけば、やがて目的達成に近づけると思います。
心の声を聴き、あなたらしい決断ができる人になっていきましょう。