【2020年版】目標設定 SMARTの法則でつくる目標【具体例あり】

こんな方におすすめ

  • 目標を作る方法が知りたい!
  • 目標を具体的に設定したい!
この記事の信ぴょう性
この記事を書いているUESHOです。2015年にフリーランスになり、2018年から会社経営、現在は6社の経営を行っております。自分のやりたいことを追求して夢を少しづつ叶えてきました。
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年始は多くの方が、なんとなく目標設定をすると思います。

僕の場合は、子供のころに正月は食卓を囲んで両親と弟と1年の目標を発表していました。

毎年の恒例行事だったと記憶していますが、そもそもその時の目標が全く思い出せないんですよね・・・。

恐らく”今”思い出せないというよりも、年始に立てた目標を年末に覚えていなかった気がします。

そんなこともあり、年始の目標設定は果たして意味があるのか?正しい目標の立て方ついて考えてみます。

目次

年始の目標設定は意味があるのか?

年始はうってつけの区切り

1日が24時間で、1年が365日という仕組みってすごいと思いませんか?

突然何を言っているんだと思うかもしれませんが、僕たちは「時間」という概念がなければ、それこそ永遠に区切りのない日々を過ごしてしまいます。

僕たちは「時間」の概念があるからこそ、朝や夜があって、就業時間があって、誕生日や西暦があります。

だからこそ、歳をとるし、1年の区切りができるのです。

僕たちは1年の区切りがあるからこそ、1年間の成長を分断できて、自分の成長や進歩を喜ぶことができます。

年始はその1年を強制的に分断するタイミングです。

「目標をたてよう!」と息巻かなくても、強制的に時間が分断されるため、目標設定には適切です。

目標設定はするべきか?

そもそも年始にたてた目標は叶うのか?

答えはほとんどの場合Noです。

Noというより、ほとんどの場合、目標設定したことすら忘れています。

しかし、目標設定をしないと、年をまたいでも毎日がだらだらと続いてしまうなんてことになり兼ねません。

ということで、年始に目標に立てるべきか?という問いに対しては「Yes」です。

それでも、目標設定の仕方を間違えると、全く意味がない、もしくはマイナスに働く可能性もあるので、意味のある目標を設定しましょう。

もちろん、年始は目標を立てやすいというだけで、思い立ったら吉日、本日目標を立てるのが本来は一番いいのです。

年始を待たずに、この記事を読んだ今日が初日と思える方は、いますぐ目標設定をすることがおすすめです。

企業の構造が目標設定の参考になる

あなたが目標を決める前に、頭の片隅においておくべきなのは、「夢」「目標」「行動」の違いです。

これを理解しやすくするには、企業の構造を参考にしてみるといいでしょう。

企業の戦術

  • 理念:どのような経営の姿勢を貫くのかという企業としてのスタンス
  • 使命:従業員や顧客、そして世間に対して具体化何をするか示したもの(ビジョンと言い換える企業も多い)
  • 目標:上位概念(理念・使命)を達成するために中期・長期的に何を行うかを示したもの
  • 戦略:目標を達成するために、企業として何に取り組むか、具体的なアクションプランに落としたもの(=計画)
  • 戦術:企業全体の戦略を、各セクション、各個人にまで落とし込んだもの

一般的な企業では、理念、使命、目標、戦略、戦術の順に、漠然とした企業の方向性から、具体的な行動にまで落とし込んでいきます。

理念の例:
株式会社サイバーエージェント:「21世紀を代表する会社を創る」
アマゾンジャパン株式会社:地球上で最もお客様を大切にする企業であること
出典:株式会社サイバーエージェントアマゾンジャパン株式会社

私たちAICも「Create Yourself(自立した自分たちを創る)」を理念に掲げ、その方針にのっとった経営を行っています。

そして、その理念や使命に則した、中長期的な経営目標を掲げ、それを叶えるための戦略を練ります。

そしてその戦略を実現するために、各セクション(部署など)でそれぞれがどのように達成するかを取り決め、その戦術に従って仕事を割り振っていくのです。

こう考えると、個人が目標設定する際は、中長期的(普通は1年後まで)に、どうなっていたいかをある程度数値化して具体性を持たせることが大切だといえます。

あなたの目標が「ハワイに住みたい」であれば、これは【目標】ではなく【夢】ですね。

企業でいえば【使命】にあたるものです。何故使命なのかというと、この上位概念は「生涯ゆっくりとスローライフしたい」などの【理念】があるからです。

なので、この例であれば「20年後までに2000万円貯金してハワイに住む」が【長期目標】、そのために「今年は100万円貯金する」が【本年の目標】です。

目標設定の仕方

目標設定の仕方には、大きくわけて2つのポイントがあります。

毎年毎年、目標設定を繰り返していけば、より高度な目標設定をすればいいと思いますが、毎年目標が叶わない人や、自分に甘い人は、軽めの目標設定から始めてください。

まずは、目標を達成するという成功体験を得るのが大事です。

目標は以下の2つを満たすことを意識してみてください。

1. 目標が「SMART」を満たしていること
2. 目標を毎日見ること

目標が「SMART」を満たしていること

目標設定について、SMARTの法則という法則があります。

SMARTの法則は、目標設定の重要なポイントをまとめた法則で、次の5つの項目を満たすことで「良い」目標設定ができるというもの。

S:Specific(具体的に) 具体的な表現や言葉を使う
M:Measurable(測定可能な) 目標の達成度合いを数値化する
A:Achievable(達成可能な) 希望ではなく、達成できる目標を設定する
R:Related(目標に関連した) 達成したいことがその目標で叶うか(会社の場合、経営目標に連動しているか)
T:Time-bound(期限が付いた) 具体的な期日を決める

このテンプレートを使うことで、具体的な目標設定ができるようになります。

SMARTの法則にあてこんで「ダイエット」を例に目標を立ててみましょう。

S:Specific(具体的に) 体重を落とす、体脂肪率を落とす
M:Measurable(測定可能な) 体重-5kg、体脂肪率-7%
A:Achievable(達成可能な) 今まで経験で達成が可能だ
R:Related(目標に関連した) この目標を叶えれば理想の姿に近づける
T:Time-bound(期限が付いた) 2020年12月31日まで

目標設定は難しいと思われるかもしれませんが、むしろ自分が成長することをイメージして楽しんで設定するのがいいと思います。

ただし、「希望」や「理想」のように現実とかけ離れた目標は駄目です。しっかりと数値化して第三者が見ても検証できるような目標を設定しましょう。

目標を毎日見ること

目標を叶えるうえでもっとも大きな障壁は、叶うまえに諦めたり、忘れてしまうことです。

諦めたり・忘れてしまう大きな原因が、「今年は痩せたらいいな~」というような、目標というより「憧れ」に近い目標を立てる場合です。

このような「〇〇できたらいいな~」程度の想いでは、日常生活の忙しさの中で、後回しにされていくうちに、達成しないまま忘れてしまうことが多いのです。

そんな勿体ないことをしないために、目標を毎日必ず見るようにしてみてください。

例えば、スマホの待ち受け画面、または家のドアや壁に貼っておのもいいでしょう。

僕は起業する前のがむしゃらだった時期は、スマホの待ち受け画面を目標の画面にしていました。

とにかく毎日みることで、あなた自身の潜在意識までその目標がインプットされます。

ダイエットの例でいえば、潜在意識まで刷り込まれると、会社でランチタイムに選ぶ食事が変わったり、いつもは使うエスカレーターを辞めて階段で登ってみたりと、行動に変化があらわれます。

さいごに

「年始にたてる目標はそもそも叶わない」と冒頭書きましたが、私自身も目標設定をあやまっていた時期が長くありました。

自分で立てた目標を達成できなくても、人生が大きく後退することはないし、現状維持でも問題なく生きることができてしまいます。

だからこそ、目標を叶えるのは難しく、自分でたてた目標すら超えられない自分が「当たり前」にな自分になってしまいます。

正しく目標設定したうえで、目標達成することで、自信と成長に繋がります。

是非、SMARTの法則を活用して目標設定をして、それを毎日眺め、達成に向けて尽力してみてください。

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