こんな方におすすめ
- やりたいことリスト100の作り方を知りたい!
- 夢の叶え方を知りたい!
僕も数年前までそうで、そんな自分が嫌で嫌でしょうがなかったです。
そもそも努力することが格好悪いと思っていたし、出来るだけなんでもスマートにこなしたいと思っていました。
もしかしたら、当時の僕と同じように3日坊主だったり、努力するのダサくない?と思っている方もいると思いますが、この記事でいかに努力が大切かを感じていただければ嬉しいです。
子供のころに憧れたスーパースターはいましたか?
野球少年や少女はイチロー選手や大谷選手に憧れたり、サッカー少年や少女はメッシや本田選手に憧れたことでしょう。
今だったら、もしかしたらヒカキンやFisher’sなどのYoutuberに憧れる子供も沢山いることでしょうね。
私たちは、そのスーパースターの華麗な姿に魅了され、自分もこうなりたい!と夢を持ったことでしょう。
いつか自分も光り輝くためにと、学生時代は部活などに熱中したかもしれません。
しかし、それでも多くの方の夢は儚くも砕け散ります。
特にスポーツ選手や、歌手を目指した方は、中学生・高校生にもなると、自分のレベルでは到底一流にはなれないと思い、諦めてしまいますよね。
じゃあ一流になれる人と、二流・三流で終わってしまう人、その差は一体なんなのか?
もちろん、遺伝的に身体能力が生まれながらに優れていたり、絶対音感があったりと先天的なハンディキャップは大いにあるでしょう。
しかし、一流にまでなる多くの方は、それ以上にコツコツ努力をしているのです。
一流は努力してこそ一流になれる
どの業界でも、一流と呼ばれる人たちは、想像もできなような努力をしています。
どんなスターもずっと順風満帆なんてことはなくて、努力の上に実力を積み重ねていくんですね。
一流の習慣:島田紳助さん
今は芸能界を引退されていますが、過去にはさまざまな番組の司会を務めていた島田紳助さん。
紳助さんがお笑い芸人をはじめた時代は、今のようにお笑い芸人が沢山いる訳もなく、漫才をする芸人さんも少なかったようです。
そんな中でも、一流の芸人を目指した紳助さんは、まず漫才の教科書をつくるところから始めたと、DVD『紳竜の研究』で語っています。
舞台に立っている芸人の漫才をテープに撮り、テレビの収録も録画し、自分が「おもろい」と思う漫才を、何度も何度も観て、漫才をすべて文字起こしして、ボケとツッコミの「間」も書いていました。
おもろい漫才のオチに入った時の文字数を分析したり、1分間・2分間と”間”の数を分析していると、おもろい漫才とおもろくない漫才では”間”が違ったり、オチの数に共通したルールがあることを発見しました。
なので紳助さんはそのカタチをシステム化して漫才をつくりあげたそうです。
私たちが普段観ていた本番の紳助さんは、センスがあって流暢に話しているように思いますが、そこに至るまでは並々ならぬ努力をしていたんですね。
一流の習慣:イチロー選手
スポーツ界でいえば、数々の偉大な記録を残したイチロー選手は、才能もさることながら、その徹底された努力は物凄かったそう。
日米で通算28シーズンをプレーし、MLBシーズン最多安打記録保持者(262安打)、プロ野球における通算安打世界記録保持者(NPB/MLB通算4367安打でギネス世界記録に認定) 、最多試合出場記録保持者(NPB/MLB通算3604試合出場)である。
MLBでアジア人初の首位打者と盗塁王のタイトルを獲得。アジア人初のシーズンMVPやシルバースラッガー賞、ゴールドグラブ賞も受賞している。またアジア人打者初の新人王も受賞した。
出典:Wikipedia
そもそもイチロー選手は、右投げ左打ちです。つまり右利きなのに、打者としては左利きなんです。不思議ですよね。
実はイチロー選手が左打ちの理由は、野球を始めるときにお父さんの指導があったからなんです。
その理由は1塁ベースが近いからだそうです。
普通に考えて、右利きで左打ちは相当打ちづらいですよね。それでも出塁するために、左打ちに強制するのは相当苦労したと思います。
イチロー選手は3歳~7歳の間は、年の半分はバッドを握り練習をしていたそう。
そして、小学校3年生から野球部に入り始めると、練習が日曜日しかやっていなかったため、平日も日が暮れるまでお父さんとキャッチボールやバッティング練習を繰り返したそうです。
それは小学校卒業までの間、1日も休まず行われたそうで、子供のころから努力の才能があったと伺えます。
小学校の高学年になると、地元のバッティングセンターがイチロー少年専用のマシンを作ってくれたそうです。
学校が終わると、父との練習のほかに、町内にあるバッティングセンターにほぼ毎日通い、バッティングの練習をしていたみたいです。
そのうち普通の球速では満足できなくなり、頼み込んでイチロー少年専用のマシンを作ってもらったようです。
バッティングセンターのオーナーからすれば、ほぼ毎日通う優良顧客だからといって専用のマシンを作るのは、手間がかかりますよね。
それでも専用マシンを用意するのは、オーナーもイチロー少年の努力を間近で見ていて、少なからず心動かされたのでしょう。
さらに、イチロー少年は、野球以外にも習字塾やそろばん塾、囲碁といったものもやっていたそうで、多忙を極めていたと思われます。
小学校の卒業論文には、「3年生の時から今まで(小学校卒業論文執筆時まで)は、365日中360日は、激しい練習をしています。
だから1週間中で友達と遊べる時間は5~6時間です。」と書いており、その努力がうかがえますね。
努力が当たり前になるまで頑張る
「3日坊主」という言葉がある通り、多くの人は自分で心に難く誓ったことでも、3日も経つと辞めてしまいます。
例えば「ダイエットして10kg痩せるぞ!」とか「本を毎日1冊読むぞ!」と決意しても、なんらかの理由をつけて継続できないですよね?
禁酒・禁煙が続かない理由も同じですね。
- 仕事が忙しいから…
- 今日は身体がだるいから…
- 友達との予定があるから…
そんな理由をつけて「明日から明日から」と後ろ倒しにするうちに、結局やらないまま時が過ぎてしまいます。
とある研究によると、人が新しいことを初めて習慣化するのに、結構時間がかかるらしいです。
勉強・ブログ・読書などの「行動習慣」 | 1ヶ月 |
---|---|
ダイエット・早起きなどの「身体習慣」 | 3ヶ月 |
論理的思考・プラス思考などの「思考習慣」 | 6ヶ月 |
もちろん、個人差がありますが、習慣化するにはある程度繰り返さなければいけないということです。
ホメオスタシスの機能
人間にはホメオスタシスという機能が備わっていて、これが新しいことへの挑戦を邪魔します。
日本語では恒常性(こうじょうせい)維持機能と呼ばれ、環境が変化しても体の状態を一定に保とうとする生体的な機能のことをいいます。
膝をすりむいたらカサブタができたり、暑くなったら汗をかいて体温調整をするような機能がこれです。
そしてホメオスタシスは、そんな身体的な作用だけではなく、精神的にも作用します。
ダイエットで毎日5km走ることを決意したとします。
しかし、決意した次の日には「5km走るのか~…。」と自分で決めたことが億劫になってしまいますよね。
そんな精神的にストレスがかかっている状態から抜け出すために、ホメオスタシスが作用し「明日から走ろう!」とストレスから解放する働きをするのです。
習慣化するまではストレスとの闘い
習慣化するまではストレスとの闘いです。
頭では「やらなければ!」とわかっていても、なかなか行動できないのは、ホメオスタシスが妨害しているからです。
そんな妨害があるからこそ、コツコツ努力することは物凄く辛く・大変なことです。
しかし、ある瞬間を境に、それが辛くなくなります。
それが習慣化した瞬間です。
例えば、毎日5kmを走ることを3か月間続けたとしましょう。
もちろん最初のころは辛くて仕方ないかもしれません。
それでも頑張って続けていると、最初の頃ほど辛さを感じなくなります。
そして習慣化するまで続けていると「エンドルフィン」や「ドーパミン」というある種、麻薬のような中毒性の高い物質が分泌されるようになり、走りたい衝動に駆られる身体になります。
習慣化すると、辛かったことが辛くなくなり、むしろやりたくて仕方なくなることもあります。
努力が努力じゃなくなるまで頑張ることで、成功に確実に近づくはずです。
さいごに
今回は、努力に関して書きました。
もちろん頭ではわかっていても、身体が動かないなんてわかっています。
それでも成長した未来を望むのなら、努力をしないといけませんよね。
副業でブログを書き始める人はけっこういますが、1年後まで継続している人は10%ほどだそうです。※僕の感覚だともっと少ない気がします。
理由は「ネタがない」や「なかなか収益化しなくて骨が折れた」など、色々とありますが、本気で努力して継続すると決めたのならネタはいくらでも収集すればいいし、収益化するまで書き続けることが大切なんだと思います。
それが本気で努力するということです。
僕はもともと文章を書くのがすごく嫌いで、大学のレポートなんかは後輩に5,000円とかでやってもらっていました。
私の通った大学は、ゼミに入らなければ卒業論文が免除されていた大学なので、卒業論文を書かないためにゼミも辞めました。
そんな私も、会員のためにブログを書くことに心に決め、いまでは文章を書くことが楽しいと思っています。
もちろん最初のころは、1記事に8時間くらいかかり、辛くて面倒くさくて仕方ありませんでした。
それでも継続することで、ブログを書くことが生活の一部になり、以前ほどの辛さをかじることはありません。
文章を書くことが嫌いだった私も、習慣化することができました。
あなたも努力が努力でなくなるまで努力してみては如何でしょうか?